乳酸菌で虫歯、歯周病予防！

皆さんは、ロイテリ菌って知ってますか？
口腔内環境を整え、虫歯や歯周病を防ぐと言われてる乳酸菌の一種です。

ロイテリンという抗菌物質を作り、特定の細菌やカビの増殖を押さえます。
特徴的なのは、悪玉菌だけに作用し、善玉菌には影響を及ぼさず・・・
人間の口腔内には、とっても都合が良い菌なんです

また悪玉菌を抑制するだけじゃなく、歯垢を分解する性質があるため・・・
菌の塊であるバイオフィルムも出来にくい

バイオフィルムは歯周病の原因になるだけじゃなく、悪臭を発生します。
そのため歯磨きが悪いと、口臭が

歯周病になると、口臭がだんだん酷くなっていきますが・・・
その原因は初期ではバイオフィルム、中期以降は排膿による悪臭が加わります。

ロイテリ菌は、こういう歯周病の進行を押さえますが・・・
魔法の薬ではないので、進行してる歯周病には、それなりの治療は必要です。
あくまで、補助的な役割だと思ってください！

近年、歯周病と糖尿病など生活習慣病との関係が明らかになり・・・
歯周病治療によって、高血糖が改善したという報告が数多く上がっています。

歯周病は慢性の感染症なので、その菌が血管に入り込めば・・・
心臓や脳、子宮などに炎症を起こし、唾液に混ざって気道に入れば、肺炎を・・
年を取る程、発症し易くなります！！

歯周病を予防することが全身の病気予防にも繋がりますから・・・
現在、医療費削減の観点から、しだいに世界中で注目を集めつつあります。

小さい時から、歯磨きと共にロイテリ菌を接種することで・・・
この世から、虫歯と歯周病が無くなる日が来るかもしれません！

来週のブログは、お休みです！！
（8月11日～15日までお盆休みを頂きます。ご迷惑をお掛けします。）

          　　　　　　 ＜博多駅から徒歩３分の深江歯科より＞
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