• 092-411-4554
  • BLOG
    深江歯科クリニックブログ

    見えないけど、コントロールできる!

    福岡では、緊急事態宣言が解除になり・・一挙に人出が増加

    患者様からも「人が増えましたねー」という声が・・・

    解除には不安は残りますが・・そろそろ経済的な影響が!

    ワクチンを早くして欲しいですねー!

     

    1年前には、未知の感染症だったので・・不安ばかりでしたが・・・

    感染経路や過程、ウィルスの実態が解明されるにつれ・・少しは対処方法が解って・・

     

    飛沫を出さない、吸い込まない

    手にはウィルスが付いてると思って、顔を直接触らない

    仕事が密で危険な割には、歯科医のコロナ感染者の話を聞かないのは・・・

    マスクやフェイスガード、手指消毒の徹底などを、頑張ってるお陰だと思います

     

    コロナ同様、歯周病や虫歯にも原因菌がいますが・・・

    違いは、コロナはウィルスであり、歯周病や虫歯は細菌だという事です。

     

    細菌は自分で栄養を摂取してエネルギーを作り生きる事ができるので・・

    栄養さえあれば、体内じゃなくても生き残る事ができます。

    口の中は、栄養が沢山あって温度が一定なので、細菌には快適な場所

     

    どこにでも居る細菌なので、少ない数であれば何の問題もありませんが・・

    多くなると、体に害を及ぼす・・それが歯周病や虫歯だと思ってください。

    我々は、そうならないように菌を減らせば良いわけで・・それが歯磨きです

    細菌に必要な栄養を歯磨きで洗い流す・・餌が無ければ細菌は繁殖しません。

     

    このように細菌はコントロールしやすいのですが・・・

    ウィルスは、自分でエネルギーを作れず、自活できないので・・

    生物の細胞内に入り込み、寄生して生きるため、コントロールが難しい

     

    次々に細胞に入り、細胞が作るエネルギーで生き続け・・・

    寄生した細胞が壊れ生物自体の命がつきるまでは、ウィルスも生き続けます。

    細胞外では生きらないので、生物が死ぬ前に次の個体へ移っていく!

     

    それに比べ、歯周病や虫歯の菌は、歯磨きさえ丁寧にしていれば・・・

    よほどの事がない限り、病気を引き起こす事はなく、自分の努力次第と言えます