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    深江歯科クリニックブログ

    (山下ブログ)歯が折れているかは分かりにくい!

    歯は毎日過酷な状況に晒されています

    冷たいものから熱いもの、酸性アルカリ性、また咬合力(噛む力)・・・

    咬合力は寝ている時などは起きている時の6倍以上だと言われています

    そんな過酷な状況ですから、耐え切れずに折れたりヒビが入ってしまうこともあります

    ただし、折れているかどうかというのは僕たち歯科医師からしても非常に分かりにくいのです

    レントゲンで見ても、折れて時間が経ったものだと周りの骨の溶け方で「折れているかも・・・」と判断するくらい。。。

    折れて完全に分離していればレントゲンでも分かりますが、そうでないものは判別できません

    ちなみに当院にもCTがありますが、CTでも判別は困難です

    症状としても浮いた感じだったり、噛んだ時の痛みだったり、違和感だったり・・・

    特徴的な症状というものはありません

    (神経が生きている歯であれば「噛んだ時にしみる」ということもあります
    これは、噛むことによってヒビが広がって神経に刺激が伝わるからです)

    HB12963_150918144825(調整後).jpgのサムネイル画像
    これは神経が残っていて折れていた歯です
    症状は上に書いたようなものでしたが、これは見てすぐに分かりますね

    歯が折れているというのは「目で見て確認する」という手段に頼らざるを得ないのが現状です

    その際詰め物や被せもの、土台はとらなければ内部は見えませんし、根の先の破折であれば目で見ることもも困難です

    そして歯の上部だけの破折でなければ、治療方法が「抜歯」しかないのも現状です

    一旦抜いて接着剤でくっつけるという治療もありますが、長く使えるものではないと思います(私見です)

    傾向として「神経をとった歯に起きやすい」ということはあります

    神経をとるとどうしても内部を削って歯が薄くなってしまうため、強度が下がるからです

    (神経の生きている歯でも折れることはあります)

    ただし、やみくもに神経を残せばいいというものでもなく、ダメになってしまった神経はとらなければ

    治療が難しくなり、逆にその歯の寿命が縮むことになります

    なのでこのブログで繰り返しているように、虫歯は小さいうちに治療することで予防しましょう!

    ということで、歯が折れるということは判別しにくいうえに一転して抜歯せざるを得なくなるという、

    歯科医師を最も悩ませる状態のひとつです

    破折が発覚すると僕たちもとても落ち込んでしまうくらいです

     すぐに折れているか判断できる器材が開発されるのを祈るばかりです・・・

    博多駅から徒歩3分の深江歯科より>
    一般歯科、口腔外科

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