博多駅から徒歩3分の深江歯科よりお便りとマメ知識!
昨日の同窓会の話ですが、卒業して35年もたつと、
みんな実に色んな人生を、歩んでいます。
会社の社長になった奴も居れば、水商売、大学教授、小学校長と色々です。
それぞれが、それらしい風格を身に付け、
それなりの雰囲気を、かもし出しています。
こうして見ると、地位や社会が人間を作るというのは、
まんざら嘘ではない気がします。
でも、それで幸せかというと、そこはチョット事情が違うようです。
その中でも、一番幸せそうな顔で、僕に話しかけてきた友人がいます。
彼は、そっと近寄ってきて 「深江、話を聞いてくれる?
お前にしか話せないから!」と、言うのです。
何事かと思えば、「実は、俺の息子がな、東大の医学部に入ったんだ。」と、
照れ笑いを浮かべています。
それで、やっと友人の言葉の意味が理解できました。
嬉しくて、友達には話したいけど、自慢してると思われるのが嫌だったようです。
僕は、この話を聞いて、友人の事なのに、嬉しくて・・・
何故だか、本当に嬉しかった。
「お前みたいな、ボンクラ頭の親父に、良くそんな優秀な息子ができたもんだ。」
と、彼の禿げ上がった頭を、撫でると、本当に嬉しそうな
最高の笑顔を返してくれました。
彼自身は、会社で苦労してるようですが、
本当に幸せそうでした。
彼のお陰で、僕まで幸せないい気分で帰ってきました。
さて、昨日の続きを書きましょう。
歯が無くても、人間は、料理が出来ます。
軟らかくして食べれば、何とか栄養は取れます。
しかし、往々にして流動物を長く摂取してると、色んな障害が出てきます。
例えば、その一つが、脳の活力低下です。
人間には、病気から身を守る、色んな機能が備わっています。
例えば、人間があまり脳を使わなくても、脳の機能は
そんなに、直ぐには落ちません。
実は、人間は口を動かして、口の周りの筋肉を伸び縮みさせることで、
その周りにある血管を収縮させ、血液を脳へと送り込んでいます。
つまり、良く噛めば噛むほど、喋れば喋るほど、脳に血液が流れるわけです。
そういえば、お喋り好きな人に、痴呆は少ない気がします。
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